公立大学協会の代表としてUMAPの理事会と総会に御出席頂いた横浜市大の加藤学長から下記の御報告を頂きました。
2001年3月6日から10日まで、UMAPの理事会と総会が、オーストラリアの南部にある La Trobe University(メルボルンからバスで約3時間の静かなキャンパス)にて開催されました。今回は、憲章の改正案の承認など懸案事項がかなり多数ありましたが、無事終了しました。下記のとおり、ご報告申し上げます。
横浜市立大学長 加藤祐三
(1) 参加者名簿は添付の理事会及び総会資料(すべて英文のうえ相当の枚数にのぼります。lcpstrg3.pdf 及びUMAPRG2001papers.pdf 参照)のとおりです。ぜひご参照ください。日本側は国大協から中嶋嶺雄東外大学長、公大協から私、そして私学からは大坂商業大学の谷岡学長、それに文部科学省の坪井留学生課長、専門委員が数名でした。私と坪井さんはUMAPの会合自体が初めての出席でしたが、他の人たちはここ数年間、相当の努力を払ってきた経験者であり、会議にも信頼感がありました。
(2) 学生の単位互換による国際的交流には私も高い評価を置いており、文部省も奨学金を投下する予定でいます。また国際事務局を2005年まで東京に置くことはすでに承認済であり、その施設についても、文部科学省が建設する東京お台場の施設に入れる予定です。
(3) 憲章改正、予算案など、添付資料にある議題はほぼ全部承認されました。基本的にはBoardを最高決定機関とすること、国際事務局はその指示を執行する役割を持つことにあります。但し、移行期にあるため、しばらくは国際事務局が常設委員会の役目を果たさないと実際には動かないという認識が示されました。
(4) 議題案にはないものの、これから各国が国内委員会を組織して、活動の具体化に取り組むこと、そして取り組み状況をボードに報告することを義務付けようとの提案があり、了承されました。
(5) 単位互換を進めるための具体案を早く作り、実施に移すのが次の最大の課題であるとの認識でも一致しました。なお、国大協から、この夏に2ヶ月間、東外大と九州大学でUMAPリーダーズ・プログラム(各20名定員)を実施する予定案が示されましたので、関心のある大学は当該校へお問い合わせください。参考になろうと思われます。
(6) なおUMAP国際事務局のホームページはかなり充実しています。一橋大学の水岡教授(経済学部経済地理学)が主になって作成したものがあります。アドレスは下記のとおりです。
http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/umapjp/whatsumap_j.html