尾身科学技術担当大臣との懇談議事要旨
1. 日時
平成13年8月8日(水) 9:00~10:30
2. 場所
科学技術政策担当大臣室
3. 出席者
内閣府
- 尾身科学技術政策担当大臣
- 大熊統括官
- 浦嶋審議官
- 三浦参事官
公立大学協会
- 会 長 児玉隆夫(大阪市立大学長)
- 副 会 長 西澤潤一(岩手県立大学長)
- 副 会 長 加藤祐三(横浜市立大学長)
- 監 事 荻上紘一(東京都立大学総長)
- 事務局長 宮沢夏樹
陪席者
- 七条参事官補佐
4. 懇談事項
総合科学技術会議の方針等について
内容
- 尾身大臣挨拶
- 児玉会長挨拶(公立大学の現状と協会の取り組みについて)
- 総合科学技術会議の活動等について
- 科学技術政策への公立大学の取り組みについて
- その他
5. 懇談要旨
尾身大臣
- 産学官連携の強化のため、日本の主な大学と主な企業に集まってもらって、産学官連携サミットを行います。同時に、地域に、県ごとやブロックごとに大学と地域の中核的企業のサミットをやって、ある種のクラスター(たとえばシリコンバレーのような)をつくる大運動を展開しようと考えています。
- 全国の知事の皆さんがこの問題について取り組む必要があるので、知事会議で説明したいと考えています。
児玉会長
- 今回、虎ノ門に常設の事務所を置き、協会組織を見直しています。法人化の動きがあるので、特別委員会を設けて問題点の整理をやっています。
- ITインフラ強化特別委員会を置き、地域と全国、世界を結ぶと同時に、地域内での活動の拠点となれるように努力します。
- 法人化については、国立の動向を見ながら議論を進めています。
- 今後は文部科学省、総務省との動きに対応できるように環境を整えています。
- 科学技術基本計画については、第2期の基本計画には、積極的にコミットしたい。
尾身大臣
- 公立大学に対しても、競争的な資金、提案公募型については申請を出していただければやるようにします。
児玉会長
- 今度、国・公・私と、やっと「公」がでてきた。同じ土俵で競争できます。
尾身大臣
- 今秋の補正予算の中に、地域の科学技術の振興というのがあって、産学官連携・中小企業の技術開発・大学発のベンチャーをキーワードとして、研究開発に補助金を出し、企業と大学が共同して研究していくものを優先します。
児玉会長
- 公立大学は、いつでも手を挙げられる状況だが、地方に情報が来ないため、どこに手を挙げていいかわからないんです。
尾身大臣
- 各省の制度を一つのパンフレットにまとめて出すようなことをやりましょう。全部の大学に出した方がいい。
児玉会長
- 例えば専門調査会に公立大の代表がはいることができればありがたい。
宮澤事務局長
- 各省庁の科学技術担当や産学連携の担当と情報交換をはじめました。また、私ども公立大学の教授も委員等に入れていただきたいむね、要望しています。
尾身大臣
- 事務所が霞が関の近くにできたから、どんどん役所にも来て下さい。
- コンセンサスを作って、みんなが賛成してからやろうと思っても遅い。こんど沖縄にITも含めた自然科学系の大学院大学をつくる。独立行政法人にしてやろうと思っている。非公務員型で。
西澤副会長
尾身大臣
- ややアクセントをつけて公立や私立に科研費を回さないと。エスタブリッシュのことばかり考えていては活性化しない。
西澤副会長
- 審査員に正当に選ぶ人を選ぶことです。大学も悪平等。いまのようなことをやれば、大学も変わっていく。実力評価を定着させてほしい
尾身大臣
- いいものはどんどんのばし、ダメな研究は切っていく。役人的発想ではそういうことが出来ないですね。