平成13年度理事会報告
第5回理事会報告
日時 : 平成13年10月18日(木)
場所 : 公立大学協会会議室
出席者 :
| 役職名 |
学校名 |
氏 名 |
| 会長 |
大阪市立大学 |
児玉 隆夫 |
| 副会長 |
岩手県立大学 |
西澤 潤一 |
| 副会長 |
横浜市立大学 |
加藤 祐三 |
| 理事(東部地区) |
秋田県立大学 |
石田 槇男(*) |
| 理事(中部地区) |
愛知県立大学 |
森 正夫 |
| 理事(近畿地区) |
姫路工業大学 |
鈴木 胖 |
| 理事(中国・四国地区) |
広島県立大学 |
西岡 忠義 |
| 理事(九州・沖縄地区) |
北九州市立大学 |
田中 愼一郎 |
| 監事 |
東京都立大学 |
荻上 紘一 |
| 監事 |
下関市立大学 |
下山 房雄 |
| 事務局長 |
公立大学協会 |
宮澤 夏樹 |
| (*) 鈴木昭憲学長の代理 |
議事録
1 報告
(1)遠山文部科学大臣との懇談について
(2)尾身科学技術政策担当大臣との懇談について【以上・会長】
(3)公立大学等に関する懇談会(総務省)について【加藤】
- 3月 総務省、島津次官らと懇談。地域貢献を一緒に勉強しようという話が発端。
- 初回、それぞれ公立大学、公立短大について報告意見交換。その中で「地方交付税について、交付の対象をナショナルミニマムに限るべきだ」という話が政府筋から出ていると、審議官のほうから出た。これに対する対応が必要。
(4)ITインフラ強化特別委員会設置について【以下・宮澤】
- 尾身大臣との会見、文部科学省の会見の中で、緊急の課題として浮上。
- 委員に岩手県立大学の柴田先生ほか、3名に就任していただき立ち上げてきた。
- 調査、研究開発(公立大学協会として、どのように研究開発するか、今後の方向性を練っている段階。
(5)「国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会」について
- 国際交流問題から手がけようと、国公私で話し合い立ち上げた。現在は、国際交流のみである、今後3団体で考えていく共通の問題を順次広げていく。
(6)公立大学連絡協議会(設置団体協議会との協議会)について
- 従来、国家要望を中心に連絡してきたが、今後は、公立大学に共通な課題について連携、協力できるように。
- 法人化問題をどうするか。
- 地域貢献・法人化問題の公立大学協会に研究委託をして欲しいと申し入れた。11月中旬に初会合を開く。ゆくゆくは知事会との連携を想定。
(7)学長会議・総会(地区協議会の運営)について
- 前回のり機械で決定した後、宮崎公立大学と打ち合わせをして最終案をまとめた。
- 学長会議 組織等検討会議の報告ほかを行い、地区協議会 午後1:30から、理事議長が司会進行を担当して、進めていく。翌日それぞれの論議を発表を予定している。
(8)公大協と関係府省等との協議・情報交換の経過について
- 国立大学、私立大学との連携
- 地方自治体、設置者団体との連携 ・文部科学省、総務省、経済産業省、関係機関、内閣府の窓口等を6月から二十数度にわたって、この会議室等で協議した。別紙スキーム参考。
★質問等
【児玉会長補足】
国際交流
- 国立大学、遠山プランで、国際交流どころでない。
- フランスから続きの話が来ても、対応できない。
- また、文部科学省の国際交流に関する方針がはっきりしてないなどで十分対応できない。
学長会議・総会
- 初日の午後を地区協議会にあてる
- 午前の報告も材料になるが、地区協議会は、地区、全体の共通の問題について議論をしてもらう。全体の会議でできない議論を、小さな会にして大学が相対的に近い大学で議論しやすい雰囲気で深めた議論をしてもらいたい。
情報交換会
- 宮澤事務局長は、関係府省を回り窓口を設定し、情報収集と連携の場を設け、政策協議・研究ができる環境をととのえた。すでに24回の会合を開いている。このことは、公立大学協会の事務局を設置した目的でもあり、すでに成果になった。
【森】
- 事務局長と各省庁との話し合いは、事務局をおくことによってできた。
- 若手教員の在外研究について、平成14年度の募集が早々とあったのは、文部科学省との情報交換の成果と考えていいのか?
【宮澤】
- 今年は補助金を全部切ると連絡があり、その夜急遽会って、最大努力することとなった。
- いままでは、途中で情報がはいらなかったが、公大協が声をかけると反応してくれるようになった。
【森】
- 組織体制、事務局長の努力の成果が出つつあることについて、理事会だけでなくて、会員校に知らせていったほうがいい
【宮澤】
- 都立大学で4月事務局長会議で、改革への説明の際、建設的意見は、各省庁とのパイプを作りをして欲しいという声が上がった。ぜひ、公大協はこのようにパイプを構築したことを関係者に伝えて欲しい。
【下山】
- 尾身大臣との懇談記録での、大臣と西沢先生との問答の中で、科研費の話があったが、公立大学私立大学が差別されているということは聞いたことはない。尾身さん、科研費のことはわからないのじゃないか。エスタブリッシュうんぬんという話があるが、学校ごとに科研費を決めているわけではない。審査は大事なことは確か。
【西澤】
2 議題
(1)組織等検討会の最終報告について【加藤】〈資料9〉
資料を順を追って説明
★(1)について質問等
【児玉】
- 議論して欲しいのは、財務担当理事を設ける点。指名理事の中から選ぶとあるが、全理事のなかから、財務担当1名をお願いする。
- 会長指名理事を置く。理事のうち1名は財務を担当する。
【森】
- 賛成だが。公立大学協会の財務を担当するということ。公立大学の財務の立案についてやるということではない。
【加藤】
- 公立大学協会の財務をやることとともに、公立大学の財務を研究することも、学長として望むところです。
【加藤】
- 地区協議会で、みなさんが議長となり、意見を集めるのです
【下山】
- 批判的発言をどうあつかうか? 批判的発言は、聞いておいて、2年3年先に、その批判が当たっている場合もある。そうしたら、改定していけばいい。
【加藤】
- 判断の主体は理事会であることを確認しておけばいい。
(2)公立大学の法人化問題特別委員会の中間報告について
【森】
- 国立大学の独立行政法人化は公立大学に多大な影響を与えることは明らかだが、それを公立大学協会として踏み込んでなかった。
- 中間報告が正式にでるまでに、情勢の変化があった。それを反映させることが最重要。
- 「公立大学の法人化」をテーマにすることになった
〈森資料 国立大学独立法人化に関するこれまでの経緯と今後〉
- 公立大学の扱いが白紙のまま法制化されると。非公務員型への傾斜がはっきりしている。
- 東京都立大学の方向については、法人化、都立4大学の合同の方針が出る予定。これは、 社会的に非常に大きな影響を及ぼす。
- 必ずしも法人化しなくていい考え方もある。
- 公立大学の共有する当面の課題は数多くあるが、地域貢献。アンケートを実施、8割以上の大学の協力をもらった、意見の内容を表にしたものなどまとめてある。
【児玉】
- 公立大学は、このまま放置すれば、置いてきぼりになる。あとで、法人化の問題を出しても、不本意なものになる。今時期を失することなく、協会として国の法制化のなかで、考えていく。国立と違い、失ってはいけないものもあるが。
【児玉】
1 公立大学を取り巻く環境変化
- 府省の動向 ・内閣府のリーダシップが科学技術政策を大きく動かすようになっている
- 総務省が懇談会を設けたいということで始めた
- 地方公共団体の法人化をスタートさせている
- 大学の構造改革
- 国立大学の独立法人化
- 公立大学に共通する課題
2 公立大学の組織改革
3 公立大学協会の今後の活動の方向
- 国家要望 国への働きかけ方
- 国家要望を7月、12月にお願いに行くという形だったが、各分野の担当者と勉強会を重ねて。部会委員会等で議論した材料を政策のなかにいれていけるように協議して一緒に立案していくように変えていきたい。
(4)地区協議会・委員会・部会についてのありかた
- 各理事が議長の役割を果たすために、どんな政策情報が必要なのか
- 会長からいただいた方向性が出発点になっている
- 各大学で困っていることや、課題になっていることをどんどん出していただく
- 地区協議会の中でも部会の中でも、新しい情報システムを構築する
- 委員会は、研究開発に特化していく
- 当日ご意見をいただいて、共通する課題の表を作り上げる
【児玉】
- 秋の学長会、あわせて地区協議会をもつことになったので、学長会へ即フィードバックできる。
【宮澤】
- 地区協議会議長としての役割を果たされる際、また各職員の方に説明するとき、事務局に遠慮なく相談してください。
【森】
- 地域貢献のアンケート、原票も配る予定。そのなかにかなりものものが含まれている。議論の補助材料にして欲しい。
【児玉】
- 法人化についてどのように考えるのか、意見を聞くなど、議論することはかなりの時間を必要として、地域の課題まで時間が配分できるか。
【加藤】
フォローのために、電子メールでの意見交換をする。
- 委員長
- 第一委員会 鈴木学長(秋田県立大学)
- 第二委員会 田中学長(北九州市立大学)
- 第三委員会担当理事 鈴木学長(姫路工業大学)
- 財務担当理事 西岡学長(広島県立大学)
- 委員の先生の選任を含めてお願いする
- 各学長先生の専門なども検討のうえ、5名程度の委員を選任する
【森】
- 1~3の委員は学長によって構成されるのか? いままで入試だと、担当大学の学生部長が入っていて、入試制度について造詣が深かったのだが…。入試は専門性がつよい。学長名簿だけで選べない。
【宮澤】
- 地域貢献と入試が急がれる。委員会でやるのか、それとも専門委員会などをつくってやるのか。
【加藤】
- 入試関係は、5教科7科目が懸案事項。入試ミスの危機管理。
【荻上】
- 文部科学省の大学入試室の非公式の委員会がある。リスニングテストが問題になっている。公立大学のほうとして、何らかの形で検討していける組織をつくっておけいて、何かの時にそこに聞くことができるようだとありがたい。最近、理科を3科目とれるようにするというような対応はそこで受けてそこで答申を出して進んでいる。
【荻上】
- 入試については、専門委員会をつくっていたほうがいいだろう。今の検討課題はリスニング。文部科学省はリスニングをセンター試験にいれたい。国立大学協会は反対。私立大学の一部は賛成。
【児玉】
【宮澤】
- 関係規程の整備について
- 図書館協議会との今後の関係
【児玉】
【荻上】
- 委員会設置規程に関して、委員は理事または学長→学長。任期は2年以上というのはおかしいのではないか。(5)支給基準については、支給しないと書けばいいのではないか。
【森】
- 図書館協議会、どういう意味でこれだけのお金を使ってやっていたのか、知る必要がある。図書館の人は専門分野の知的な見識とプライドをもってやっているので尊重する必要がある。
【児玉】
- 来年度以降どうするか。年度内に結論を出したい。理事会としての検討課題。