今年度は以下の6つの委員会が設置され、公立大学の共通課題について検討を行っています。それぞれ7月までに第1回委員会が開催されましたので、その協議内容について研究・開発課題とともに簡単に報告します。
委員長:佐々木雄太(愛知県立大学長)
公立大学を取り巻く諸課題の自由討議に続き、今年度の課題を論議。次回に、2つの中教審答申に基づく高等教育政策など国の政策動向に留意しながら、上記4課題に関する具体的な検討課題を抽出する。
委員長:中島恭一(富山県立大学長)
公立大学における一貫した人材育成システムの構築のために、人材育成に関する学長アンケートと各大学での取り組みについての調査を行う。各委員の大学で調査項目の設計作業を分担し、委員長において最終調整中。10月に学長及び大学に向けてアンケート、調査を発信する予定。
委員長:南 努(大阪府立大学長)
これらに基づいて、平成18年度までに設立された22法人にアンケートを実施する
組織、人事、予算、監査等について公立大学法人の実態を調査することとした。委員大学で分担して設計を行い調査を実施、すでに全法人から回答を得、まとめは「公立大学法人化セミナー」で報告の予定。
委員長:曽我直弘(滋賀県立大学長)
認証評価への対応、認証評価と法人評価との関連性などの課題に始まり、教職員の人事評価や任期制の問題も含めたトータルな評価システムに及んで議論が行われた。評価システムの検討については、先行事例の収集から取り掛かることとし、5つの大学を選び事例の提出を依頼した。また、昨年度のアンケート結果を踏まえ、教職員の評価を実施している大学がどのような理念のもとに、どのような評価を実施しているのか、評価シートなどの資料を取り寄せ分析することとした。
委員長:赤岡 功(県立広島大学長)
~公立大学の経営概念の構築~
これまであまり議論されることのなかった公立大学の経営のあり方について、トータルな視点から議論するために経営や人事に関わる外部の専門家を含め委員会を構成した。この委員会による研究・開発の結果については急ぎ報告書にまとめ、10月に実施する「公立大学経営セミナー」のテキストとして活用する予定である。
委員長:矢田俊文(北九州市立大学長)
~公立大学の人事制度の構築~
人事制度の検討については、様々な課題について要望が寄せられているが、現在の公立大学協会の体制においては、本格的に取り組みを始められる条件が揃っていない。そこで優先課題を整理し、必要な事項については協会として取り組みを開始するために、人事制度について各公立大学において何が課題になっているか学長アンケートを実施する。アンケートは9月7日に各大学に発信され、現在照会中。