公立大学協会ニューズレター(Vol. 4, No. 2) ..... 4/12

公立大学の特色ある取組み・改革 3

横浜市立大学(学長:布施 勉 専門:国際法)

横浜市が有する意義ある大学として

国際都市・横浜にふさわしい学生の育成を目指して

■国際都市・横浜とともに歩む大学

本学は、平成21年に開港150周年を迎えた国際都市・横浜とともに歩んできました。これまで、実業界をはじめ、医療・行政・教育・文化の各分野に優れた人材を輩出してきましたが、引き続き、優秀な人材が集い、そして育つ魅力ある大学づくりを進めています。

平成17年度には、公立大学法人として新たな一歩を踏み出すとともに、横浜市が有する意義ある大学を目指し、法人化をはさんで、様々な大学改革を進めてきました。

また、本学は2つの附属病院を有しており、各病院では災害拠点病院をはじめ、特定機能病院、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、総合周産期母子医療センターなどの指定や承認を受け、地域ニーズに応えているところです。

附属病院
附属市民総合医療センター

■リベラルアーツ教育と実践英語

本学は、変革の時代に求められる「広い視野を持ち、時代や社会の変化を感じ取り分析し、未来を想像する力を持つ人材」を育み、各専門分野だけでは解決できない「課題を見つけ、解決する能力」を育成するために、リベラルアーツ教育を行っています。その根幹をなす共通教養カリキュラムは、全学部の学生が1年次に履修することとしています。

また、学生が英語を使い、英語で学ぶことを可能にするため、「読む・書く・話す・聞く」という基本的なスキルを身につけることを目指して、「プラクティカル・イングリッシュ」という徹底的な英語教育を行っています。この「プラクティカル・イングリッシュ」では最低達成水準を設け、進級要件としていますが、プラクティカル・イングリッシュ・センターが、その授業カリキュラムの作成・運営を行うとともに、学生への個別カウンセリングを行うなどのサポートも行っています。

■医学部定員増と大学院再編

深刻な社会問題となっている医師不足に対応して、医学部医学科の定員を平成20年度に60名から80名へ、平成21年度には80名から90名へと増員しました。これまで行ってきた医師養成のための質の高い教育水準を維持するとともに、地域医療に係る充実した教育プログラムを提供して、横浜市域・神奈川県域における指導的・中核的人材の養成を推進しています。

また、平成21年度に、より実践的な教育研究・新たな学問領域の創設、大都市・横浜が抱える政策課題への対応、外部資金獲得の面から、大学院を再編しました。これまでの「国際総合科学研究科」を「都市社会文化研究科」「生命ナノシステム科学研究科」「国際マネジメント研究科」の3研究科に再編し、各分野における次世代を担う人材育成と研究成果や知的財産の社会還元などを通じて、積極的な地域貢献を目指しています。

■これからの使命

本学では、これからも横浜市が有する意義ある大学として、地域社会ひいては人類社会にどう貢献して行くのかを常に意識し、幅広い教養と高い専門性を有する人材の育成や、領域横断的研究による知的資源の創出と還元、さらには時代のニーズに合わせた高度かつ安全な医療サービスなどを通して、より一層の魅力ある大学づくりを行い、これまでにも増して社会の発展に寄与する、市民の誇りとなる大学を目指していきます。

大学DATA

学部 国際総合科学部、医学部
研究科 都市社会文化研究科、生命ナノシステム科学研究科、国際マネジメント研究科、医学研究科
本部所在地 〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸22-2
交通 京浜急行金沢八景駅より徒歩5分
TEL 045-787-2311 FAX 045-787-2316
設立年 1949年
設置者 公立大学法人横浜市立大学(横浜市)
学生数 4,663名 教員数 650名 職員数 118名(附属病院の職員を除く)
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