名古屋市立大学は、名古屋女子医科大学と名古屋薬科大学を統合し、1950年に設立され、2010年には開学60周年を迎えます。この間、経済学部、人文社会学部、芸術工学部、看護学部及びシステム自然科学研究科を設置し、医、薬、看護という健康関連学部をもつ我が国唯一の公立大学として発展して参りました。2004年には大学院重点化、2006年には法人化して、「市民の健康と福祉の向上に貢献する大学」、「環境問題に挑戦し、その解決に貢献する大学」の理念の下、地域に貢献し、全国、世界に発信する大学づくりを行っています。
大学の使命は教育と研究を通して社会に有為な人材を育成することです。本学では、少人数教育、演習や実習の重視、図書館を始めとする教育施設の充実等、教育を最重視しています。一方、がん、周産期医療、感染症、脳神経疾患、生活習慣病の研究、また創薬、国際経済、共生社会づくり、環境デザイン、看護、生物の多様性の研究等において成果をあげ、教育・研究重点大学として高い評価を受けています(表参照)。
少子化、世界同時不況、大学間競争、国際競争など、大学を取り巻く状況は厳しく、今後もこの多難な状況は続くでしょう。このような中、一つの大学単独で、その役割を果たしていくことは困難です。自己の特色を生かしながら、同分野・異分野の、また国外の大学とも連携して、教育、研究の活性化に取り組まなければなりません。
本学では、名古屋工業大、名城大、岐阜薬科大、静岡県立大、横浜市立大、大阪市立大と連携し、また国外とくに韓国及び中国の多くの大学とも連携して、教育と研究の活性化に取り組んでいます。その結果、戦略的連携による6年制薬学教育の推進、薬工連携によるナノメディシン創薬大学院の推進、リカレント教育、道州制における大都市と大学のあり方の研究等に共働で取り組み成果を挙げています。
我が国は天然資源に恵まれていません。あるのは優秀な人材すなわち頭脳です。しかし現在の日本の教育は輝いているでしょうか?決してイエスとはいえません。教育予算は対GDP比ではOECD加盟国中最下位です。初等中等教育は現場の教職員の疲弊寸前の努力によって成り立っています。高等教育においても公立大学は国の縦割り行政の狭間で喘いでいます。
教育は、将来の社会、次世代への投資です。教育を大切にしない国の将来はありません。先ず公財政支出を諸外国並みに増やさなければなりません。同時に、個人、グループ、企業等、国民の一人一人が教育を支え、地域社会と国を支えようとする意識や文化の醸成が必要となります。名古屋市立大学は、市民に開かれ市民とともに歩む知の広場として、教育の改革と再生に取り組んで参ります。
| 学部 | 医学部、薬学部、経済学部、人文社会学部、芸術工学部、看護学部 | ||||
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| 研究科 | 医学研究科、薬学研究科、経済学研究科、人間文化研究科、芸術工学研究科、看護学研究科、システム自然科学研究科 | ||||
| 本部所在地 | 〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1 | ||||
| 交通 | 市営地下鉄桜通線桜山駅下車 | ||||
| TEL | 052-853-8005 | FAX | 052-841-6201 | ||
| 設立年 | 1950年 | ||||
| 設置者 | 公立大学法人名古屋市立大学(名古屋市) | ||||
| 学生数 | 4,072名 | 教員数 | 501名 | 職員数 | 143名(附属病院の職員を除く) |