大阪市立大学は、明治13年に開所された大阪商業講習所を淵源とし、来年創立130周年を迎えます。その長い歴史の中でも、平成18年4月に公立大学法人が設置する大学となったことは、大きな契機となりました。以来、自主性及び自律性を最大限に活かし、学問の動向や社会のニーズに応えられるような取り組みを行っています。
教育面での改革の一つとして、大阪を母胎として発達した文化を代表する文楽や落語をテーマとした授業を開講しました。このうちのひとつ「大阪落語への招待」は、上方落語の第一線で活躍する桂春団治一門をゲストスピーカーに迎え、一般の方々も学生とともに受講できる公開授業です。
また、英語教育を抜本的に改革するために、平成19年度に「英語教育開発センター」を設置し、ネイティブ・スピーカーの教員によるアカデミックな実践英語の授業を開始しました。これらは、少人数教育とともに、現在の大阪市立大学の大きな特色として挙げられることが多く、学生の満足度向上に大いに貢献しています。
本学の前身である大阪商科大学創立時に、当時の関一大阪市長は、大学を大都市に必要な精神文化の中心的機関と位置づけました。また本学では、平成2年に「大阪市立大学基本計画」を策定した際に、目指す大学像として「都市型総合大学」というコンセプトを掲げました。このように都市を題材とした学問創造は、大阪市立大学の原点であり、使命でもあります。
平成18年4月の法人化と同時に、これまで蓄積してきた都市研究の実績をもとに「都市研究プラザ」を開設し、大学の知的創造機能と都市の経済や文化、市民生活の接触・交流をより深め、大都市の抱える諸問題に対応するために研究を行っています。平成19年度には、グローバルCOEプログラムの拠点(プログラム名:「文化創造と社会的包摂に向けた都市の再構築」)に採択されましたが、都市研究プラザを中心に、今後も本学の個性を「都市」に集中していきたいと考えています。
大都市・大阪は現在、大きな変わり目にあり、本学はその大阪の再生と創造に寄与する大学でなければなりません。大阪市との連携により、「都市」にまつわる研究をさらに一層進めていき、成果を市民に還元することは、大きな地域貢献にもつながります。
少子化による18歳人口の減少により、大学間競争が激化している中、魅力的な大学づくりが求められています。今後も教育・研究・地域貢献といった面で、特色ある大学づくりを目指し、受験生の皆さんに「何が何でも大阪市立大学に行きたい」と思ってもらえるような大学にしたいと思います。
現在のところ、本学の入学生の出身地は関西が8割余りを占めていますが、大都市が様々な地域文化の集合体であるように、光り輝く個性が全国各地から集まり、大阪市立大学という一つの大きなエネルギーとなって、日本はもとより世界に誇れる大学となることを目指していきます。
| 学部 | 商学部、経済学部、法学部、文学部、理学部、工学部、医学部、生活科学部 | ||||
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| 研究科 | 経営学研究科、経済学研究科、法学研究科、文学研究科、理学研究科、工学研究科、医学研究科、看護学研究科、生活科学研究科、創造都市研究科 | ||||
| 本部所在地 | 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138 | ||||
| 交通 | JR杉本町(大阪市立大学前)駅から徒歩5分 | ||||
| TEL | 06-6605-2011 | FAX | 06-6692-1295 | ||
| 設立年 | 1949年 | ||||
| 設置者 | 公立大学法人大阪市立大学(大阪市) | ||||
| 学生数 | 9,076名 | 教員数 | 729名 | 職員数 | 283名(附属病院の職員を除く) |