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「公立大学の将来構想-ガバナンス・モデルが描く未来マップ-」を取りまとめました

2019年5月29日

     
     一般社団法人公立大学協会では、「公立大学の将来構想-ガバナンス・モデルが描く未来マップ-」を取りまとめました。
     本報告書は、本協会が平成28年から進めてきた公立大学の将来構想に関する一連の検討、「時代をLEADする公立大学―公立大学の将来構想に向けての議論の方向性と可能性―」(平成29年5月)、「公立大学の地域貢献機能―地域貢献プログラムの”LEAD”による事例分析―」(平成30年1月)、「未来マップのための16の課題」(平成30年5月)を受け、最終報告として取りまとめた冊子です。

    ※実際の冊子をお読みになりたい場合は、必要部数を郵送させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
    (問い合わせ先メールアドレス:jimu@kodaikyo.org アットマークを半角になおして送信してください)

    (以下、本文より引用)

     本報告の議論は、設置自治体との関係に焦点を絞ることとし、平成期の公立大学の集中的な設置や法人化等の経緯を、ガバナンスという枠組みで捉えなおし、公立大学特有の課題として検討します。
     もちろん、それぞれの公立大学が辿った道筋は多様であり、一つに集約することはできません。であればなおさら、公立大学の将来像を考えるための、設置自治体も含めた関係者の共通理解を積極的に示すことが必要です。そうした枠組みが、それぞれの公立大学と設置自治体との対話を活性化させ、その議論の積み重ねが、公立大学の進むべき道を照らす「未来マップ」となると考えられるからです。
     議論の内容は粗削りですが、批判的に検討をいただきながら、将来像を描くための素材として活用いただけることを願っています。

    (中略)

     本報告書の内容は、公立大学の関係者や各方面の専門家の批判も受け止めながら、発展的に書き改められていくものと考えています。公立大学協会の様々な協議、また各公立大学や設置自治体における様々な研修等において課題提起できることを願っています。

    (以上、本文より引用)

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