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[宮城大学]「宮城大学広報ツールのトータルデザイン」が2021年度グッドデザイン賞を受賞しました

2021年10月21日

 「宮城大学広報ツールのトータルデザイン」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞しましたので、以下のとおりお知らせします。
 大学の魅力を効果的に発信するための地道な学内調整が、この度の受賞につながったものと思います。ぜひご覧ください。


 宮城大学では、2018年より全学的な大学広報に取り組むため、ウェブサイトや大学案内をはじめとした広報ツールのリニューアルに取り組んできました。このたび、これら一連のデザインワークが「宮城大学広報ツールのトータルデザイン」として、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
 公立大学における大学広報施策のグッドデザイン賞受賞は、国内では初の事例となります。

<以下、グッドデザイン賞Webサイトより抜粋、引用>

○ 概 要:
 宮城大学のブランド構築のためのデザインガイドラインプロジェクト。以前はバラバラだった広報物の全てを、統一的にデザイン可能となりました。そのために、大学特有の保守的な意思決定の場を考慮し、適切なコンセプトを軸としたガイドラインを規定。大学が社会に向けるメッセージを端的にアウトプットできる広報デザインを構築しました。

○ デザインのポイント:
1.体制や発注体系を見直し、長期的・包括的に同じデザインチームで広報ツールの制作に取り組める環境を整備
2.事例・ニーズ・現状など綿密なリサーチに基づき、ターゲットごとの広報ツールと掲載コンテンツを整理
3.大学を支える様々な人々の想いに応えるため、多様な分野の考え方を包括するデザインガイドラインを策定

○ 審査員からの評価:
 複雑な組織からなり、異なる多くの人が管理者として関わり、たくさんの情報を発信していく大学で、ツール全体のデザインを統一させることはとても大変な労力だったと思います。それに挑んだ試みが大変素晴らしいと感じました。今回統一された書体、フォーマット、情報整理、知的で清潔感を感じます。大学の研究機関という側面もしっかりと感じる良いデザインだと思いました。

 ※ 詳細は、宮城大学Webサイトをご覧ください。また、直接お話しを伺いたいという方は、担当者にお繋ぎしますので当協会までご連絡ください。